桜切るバカ梅切らぬバカ|朝礼ネタ

sentei

毎年梅や桜が咲くころに思い出すことわざで、人材育成に通じるものです。
当サイトの名前にもあるキーワードなので最初に取り上げさせていただきました。

桜切るバカ梅切らぬバカ

毎年梅や桜が咲く季節になると思い出す言葉で、剪定の常識でもありことわざでもあります。

どのような意味かというと、梅と桜はともにバラ科サクラ属の落葉広葉樹ですが、桜は枝を切るとそこから菌は入って病気になりやすく枯れてしまうそうです。
それに対して梅は樹形を保つためにも枝を切らないといけないそうです。
参考までに枝は折るのではなく切るのがよいとのこと。

同じ種類でありながら、それぞれに特徴があり、その特徴に合わせて世話をしないとうまく育たないという意味が込められています。

梅の寿命は70~100年、桜は50年以上

ちなみに梅の寿命は、実の収穫をする事を考慮すると25年程度らしいのですが、木そのものは70年~100年と言われています。中には200年を超えるものもあるそうです。

一方、桜で代表的な品種であるソメイヨシノの寿命は50年以上。
きちんと手入れすれば長生きし、青森県弘前市の弘前公園にあるソメイヨシノは樹齢120年以上で、毎年きれいな花を咲かせているそうです。
人間の寿命と近いものがありますよね。

4月は人事異動や新入社員が入る時期

さて、4月は人事異動で配置転換や昇格があったり、新入社員が入社する時期でもあります。

先輩として新たに入社する人に対してや、上司として部下を育成する事はとても大事なこと(むしろそれが一番の仕事と言えるぐらい)ですが、バキバキを枝を切るばっかりだったり、ほったらかしでろくすっぽ面倒をみないと、病気になって腐ってしまったり、ボッサボッサでとんでもない事になってしまいかねません。

社員一人ひとりが美しくきれいな花を長く咲かせるためにも、それぞれの個性に合わせた育成方法を心掛けなきゃいけないな。と自分を戒めるためにもこの話をさせていただきました。
ちなみに私は 梅・桜 タイプです。(上司をチラッ)

タイトルとURLをコピーしました