B2クラウドとは、ヤマト運輸の宅急便やクール宅急便、宅急便コレクトなどを発送する際に必要な送り状(宛名ラベル)を会社(又は自分)のパソコンやプリンタで無料で発行できるサービスです。
以前は、ソフトウェアとしてパソコンにインストールするタイプのものでした。それがソフトウェアのインストールの必要のないWEB(クラウド)で利用できるようになったものです。
当時インストールするタイプのものをB2と呼んでおり、WEBで利用できるものをB2Webと呼んでいました。
その後、インストールするタイプのB2のダウンロードが受付終了※するとともに、B2WebはB2クラウドへとバージョンアップを図りました。
現在、無料で送り状が作成できるアプリケーションとしては、B2クラウドとB2クラウド+(プラス)というものが存在しています。
「らくらく送り状発行サービス」とか、「らくらく送り状発行サービスC2」とか、最近では「宅急便をスマホで送る」サービスなどもありますが、基本的に宅急便運賃をその都度その場で支払う事が前提となっていて、出荷する機会の少ない個人向けサービスとなっています。
B2クラウドは機能が豊富でとっても便利なんですが、マニュアルが分かりにくいせいか使いこなせる人が少ないです。ヤマト運輸の社員でも詳しい人は少ない印象です。
しかも、コールセンターの電話は全然つながらず、メールで質問してもなかなか返事が届きません。
そこで、当ブログではこれまで私がこのB2クラウドを使ってきた経験を基に、分かりやすく解説していきたいと思います!
特に企業の総務担当やECの出荷担当者の役に立てたらいいですね。
※ヤマト運輸はB2クラウドで大規模障害が発生すると、一時的にB2の利用を可能にする措置をとっているようなので、まだまだ現役かもしれませんね。
記事はヒマを見つけてコツコツ作成しています。リンクされていないところはこれから執筆予定ですので、公開まで今しばらくお待ちください。m(__)m
概要編
ヤマトビジネスメンバーズとは
主な機能
利用条件と推奨環境
対象の輸送サービス
用語集
基礎編
申込方法
ログイン方法
メニュー画面の説明と編集方法
初期設定(プリンタ、運賃請求先、依頼人マスタの設定等)
各種問合せ先
1件ずつ発行する
後で発行する(データの保存)
再発行する
履歴から発行する
外部データを使って発行する(まとめて発行)
集荷を依頼する
送り状(宛名ラベル)の発注方法
荷物の問合せ
オプション(お届け予定eメール、お届け完了eメール)
不具合(障害)が発生した時
応用編
外部データを使って発行(まとめて発行)の取り込むデータのレイアウトを登録する
マルチ用紙のレイアウトを変える
楽天RMS連携
払込票を発行する
B2クラウド+について
違う場所から出荷する(出荷依頼・出荷指示)
違う場所から依頼されたものを出荷する(依頼分発行)
小ネタ
上の方で「B2WebからB2クラウドにバージョンアップを図った」とありますが、その名残がURLから分かります。B2クラウドにログインするとURLのサブドメインが「https://newb2web.kuronekoyamato.co.jp/main_menu.html」になっているんですね。
b2cloudではなくnewb2webとなっているあたりがいろいろ想像を掻き立てますね。
(当時は「新B2Web」という名前だったのかも。とか)
また、以前はB2Webの機能だったものが、バージョンアップによってB2クラウドではなくヤマトビジネスメンバーズのメニューに移ったものもあります。「送り状発行システム(依頼分発行)」などがそうなんですが、こちらもサブドメインが「b2web」になっているんですね。
当ブログは「B2クラウド活用術」で「ヤマトビジネスメンバーズ」の活用術ではないので紹介しないよ。というセコイ事は言わずに併せて紹介していきたいと思いますね。