ヤマトビジネスメンバーズとは?|B2クラウド活用術

当ブログでは、主にヤマト運輸が提供しているB2クラウドの活用方法について解説していますが、そのB2クラウドというのは、ヤマト運輸の法人向け会員サービスである「ヤマトビジネスメンバーズ」の主要メニューのひとつとなっています。したがって、B2クラウドを説明する前に「ヤマトビジネスメンバーズ」とはそもそも何?という疑問について説明したいと思います。

ヤマトビジネスメンバーズとは、ヤマト運輸が提供する法人向け会員サービスです

ヤマト運輸は、宅急便を出荷する取引先(ヤマト運輸では「荷主」と呼ばれてる)に対して、「クロネコマイページ」というポータルサイトを運営していましたが、2012年1月にヤマトビジネスメンバーズとしてリニューアルしました。

どのようなサービスを提供してくれるとか言うと、 「B2クラウド」と言われる宅急便を発送する際に必要な伝票の作成、配送情報の確認等が簡単になるなど、宅急便を多く出荷する人達に便利なサービスを提供する。というとイメージしやすいと思います。
宅急便の伝票を一枚一枚手書きで作成するのは面倒ですもんね。

他にも提供される機能はたくさんあるものの、私の勝手な推測ではB2クラウド以外のためだけにヤマトビジネスメンバーズを利用している人は少なく、ヤマトビジネスメンバーズ=B2クラウド+α(その他のサービス)として利用されている人が多いのではないでしょうか。

またこれとは別に、ヤマト運輸では宅急便を受け取る事が多い個人向けにはクロネコメンバーズというサービスが提供されており、法人向け=YBM(ヤマトビジネスメンバーズ)主に発送する事が多い人用、個人向け=KM(クロネコメンバーズ)主に受け取る事が多い人用。という感じでサービス展開されています。

ヤマトビジネスメンバーズが利用できるのは主に法人や個人事業主

このヤマトビジネスメンバーズは会員制となっており、会員になるにはヤマト運輸と掛売契約(ヤマト運輸では「未収契約」と呼ばれている)を結ばなくてはいけません。
逆に掛売契約を結んでいる会社はすべてヤマトビジネスメンバーズが利用できるようになっています。

この掛売契約と言うのは、宅急便運賃の支払いを請求書払いで支払う方法の事で、基本的に法人なら簡単に申込み出来ますが、取引金額が多い場合や、請求の締め日から支払いまでの期間が長い(40日以上?ぐらい)と審査があったりします。

中には個人でも宅急便をたくさん出荷する人もいると思いますが、その場合、個人事業主として適当な屋号を設定して申し込めば契約を結ぶ事が出来ます。

それなりに宅急便を多く出荷する人が対象となりますので、その利用数(だいたい月間100個以上)に応じて値引きなどもしてくれますが、今はデジタル割とかメンバー割とか各種割引制度がありますし、1個でも依頼をすれば集荷に来てくれるので、安く発送したい=ヤマトビジネスメンバーズがお得。とはならないので注意が必要です。

とりあえず申し込む事で損する事はないと思います

ヤマトビジネスメンバーズ内のサービスの一部や、紹介されているサービスを利用する場合には別途契約や費用が発生するものもありますが、ヤマト運輸と掛売契約を結ぶ事や、ヤマトビジネスメンバーズにログインするためのお客様コードを発行する事自体は無料です。

申込方法も申込書※に記入捺印してドライバーさんに渡すだけなので、大きな障壁になるものはないでしょう。

※運賃の支払いを口座自動引落にする場合はその書類も提出する必要があります。

掛売契約をすでに結んでいるけどログイン用のお客様コードやパスワードなんて聞いたことがない人は?

すでにヤマト運輸と掛売契約を結んでいるにもかかわらず、このヤマトビジネスメンバーズにログインするためのお客様コードやパスワードが分からない方は、普段集荷や配達に来るヤマト運輸のドライバーに聞いてみましょう。
その場、もしくは後日仮パスワードを記した用紙を持ってきてくれると思います。

宅配便なら郵便局、佐川急便もあるけどヤマト運輸が無難で便利

宅配便なら郵便局のゆうパック、佐川急便の飛脚宅配便などもありますが、やれ配達のドライバーがカッコいいとか、料金が安いとか、私のラッキーカラーは赤だとか、いろいろ比較検討する事もあるとは思いますが、最大手で幅広くサービスを展開しているヤマト運輸で契約しておけばとりあえず間違いないでしょう。

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